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少人数で「井戸端会議」をするときは誰よりも上手く話せるのに、大衆の前になると
何故か緊張して上手く話せない・・・っという方がたくさんいます。

俗に言う「アガル」ですね!!またの名を「演壇恐怖症」とも言います。

人は何故アガラないで上手にお話できる人と、アガッてしまって上手く話ができずに
失敗してしまう人がいるのでしょうか?

私には甥っ子と姪っ子がいますが両方とも小さい頃(小学生くらい)は踊りやピアノ・
エレクトーンの発表会・学芸会・運動会の選手宣誓・結婚式での余興などで大衆の前に立ち
発表する機会が複数回あるにもかかわらず、自信満々で緊張している様子など全く無く
堂々と演技を行っている様子を何度も見ました。

本人に聞いても全く緊張などしてアガルることなど無い!とハッキリ言い切りましたので
凄いな~!といつも思っていました。

しかし年齢を重ねて中・高校生となって行くと、段々発表会とか大衆の前に出ると
「アガル」機会が増えるようになったらしく、人前に出ることすら大嫌いになったようで
全くアガらずに堂々と発表していた小さい頃の姿が嘘のようになったのです。

 

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その話を聞いて、とても不思議に感じましたが何故年齢を重ねると「アガル」という現象が
現れるようになったのでしょうか?

それも甥っ子姪っ子両人ともです。

そのことから見ると例え人は姿形が似ていても皆違う考え方や価値観を持っているので
全ての人達が同じとは言い切れませんが、少なくとも両人を含め他の子供達にもアガル人が
増えたことから考えると、不特定多数の方には同じ現象が起こりえると言えますね。

 

 

幼い時は周りを気にして動いたり、話したりするような自律神経が発達していないので
恐れることなくどんなことにも積極的にできますが、年齢を重ねて行くと自律神経が発達し
「恥ずかしい」とか「良く見せたい」とか「失敗したくない」などの心理的劣等感が
生まれてきます。

このような恐怖感を心に与えることで心拍数が増え血圧も上昇して「興奮状態」に陥ることで
普通の状態でいられなくなって「アガル」という現象が起こるのだと思います。

ですから幼い時は周りを気にすることが全く無かったので「アガル」現象が起こらないのに
大人になるにつれて、周りが気になり・失敗を恐れ、逆に人に良く思われたい気持ちを
常に意識してしまうことで大衆の前に出ると「アガル」現象が起こる様になるのです。

では、大人になって「アガル」現象が起こらずにスムーズで上手に話せる人達は何故、
そのような体質になれたのでしょうか?

一度、話上手の方に直接聞いたり、いろいろな書籍で調べたりしたことで分かったのですが
実は誰もが大衆の前に立つと必ず「アガル」のです。

では何故皆さん同じように「アガル」っているのに上手に話ができるのでしょうか?

それは人によって「アガル」度合いの違いと、緊張が途切れて正常な状態に戻るまでに
時間差が生じることで人それぞれに違いが起こるようです。

度合いの違いとは、何度かある程度の人数の前で話をすることで「場慣れ」して数多くの
経験を得たことで「アガル」現象が起こり難くなった状態のことです。

話経験(場慣れ経験)が多い程、井戸端会議のような少数の前で話す感覚と同じ状態で
話ができるようになり「アガル」ことがなくなり上手に話すことができます。

しかしこの場合「場慣れ」したある程度の人数までが基準となるので、それ以上の経験数が無い
大衆の前に立つと、また緊張に襲われ「アガッ」てしまいます。

 

 

「正常な状態に戻る」とは、例えばトークを仕事としているアナウンサーや司会者や
政治家は定期的、あるいは日常的に複数人と話しする度に、緊張してから直るまでの時間が
徐々に短くなって行き自然に緊張をコントロールすることができる体質になります。

なので、毎日たくさんの話経験を積むことで、知らぬ間に切り替えスイッチのようなものが
体に仕組まれて行くのです。

この「緊張が開放されるまでの時間」の長さが正常な状態に戻るまでの時間差ということです。

このように話をすることを職業としている人であれば、どんな場面でも「アガル」ことに
抵抗がなくなり上手なトークができますが、私たちのような一般人が「アガル」ことを
克服するためにはどうのようにしたら良いのでしょうか?

結論から言うと「場の数を多くこなして話す経験を増やす」この方法しか無いと思います。

なので話す場面に出くわしたのなら自らドンドン相手に話かけ、積極的に話すことに
努力をしなければ、いつまで立っても人前でお話を上手にすることは不可能だと思います。

何故なら「相手が会ってのお話」ですからね。頭の中でイメージトレーニングしただけでは
「アガル」を克服したり、話が上手くなることは、まず無いでしょう。

 

 

そもそも「アガル」とは緊張するからであって、緊張するのは前記で述べたように
「良く見せたい」「失敗したくない」「笑われないように」等と他人から悪く見られることの
「恐怖心」からで、自分自身を追込んでしまうことからの血圧上昇・足の触れ・脂汗をかく・
心臓がドキドキする、等が要因となって上手に話すことができなくなります。

以上の症状が現れた時に効く「特効薬」は、大きく「深呼吸」をすることです。

呼吸を整えて血圧が低下することで、自律神経の「副交感神経」が優勢となり、
緊張の状態を軽減することができます。

とは言うものの、トークを仕事としてる人達とは違って人前で話した経験が少ないと
例え深呼吸をしたとしても慣れていない分、回復が遅いのは間違いないので
やはり経験をたくさん積んで体に覚えさせることが大切です。

それと「アガラ」ないためにもう一つ大事なことは、急な依頼であれば話は別ですが、
予め話す内容をきちんと準備しておくことが非常に重要です。

準備ができていればどのようなケースに遭遇しても対応できる自身があるはずだし
自信を持っていれば血圧が上がることも無く緊張する度合いも低くなり、
上手に話することができると思います。

よく上手く話ができない方に限って、話す内容を前もって準備していないケースが
多いように思えます。

あとはあまり無理して難しい言葉を選んで話したり、聞いたことのある文言を使っての、
話し方はせずに、自分自身をさらけ出すくらいの思いで、誠意をもって真剣に心の底から
思ったことを正直に話すことで相手の心に良い印象を与えることができると思います。

相手に「話が上手かった」と言われるよりも「話で感動した」と言われるようになれば
あなたがどこで話しても通用するようになることでしょう。

最後に「アガル」現象は大衆の前で話す場合、とても邪魔なことではありますが
大なり小なり、どんな人間でも皆経験することです。

なので「アガル」ことは一般人からすると当然のことであり、正常な体質であると
言えますから「アガッて当然!」の意気込みを持って堂々と話すようにしてくださいね。

 

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